学校紹介

学校紹介

本校は、明治16年11月16日に創立し、本年度135年の歴史と伝統を誇る学校である。本校区は沖縄本島の南東部に位置し、知念半島を横切る国道沿いに広がる田園および臨海地域で、佐敷・玉城に隣接する。豊かな自然に恵まれ、歴史的・文化的にも貴重な名所旧跡があり、中でも、世界遺産に登録された「斎場御嶽」には県及び国内外からの参拝者・観光客が絶えない。平成18年1月、97年という長い歴史の知念村から、近隣4町村の合併により島尻地区第3の市「南城市」に融合され、これまでの地域型教育から広域方教育への変革が期待されつつ、さらに、地域性を生かした国際性に富んだ心豊かな児童の育成が望まれている。

本校は、平成19年度から校舎及び屋内運動場等の全面改築が進められ、21世紀を展望する多機能型施設・設備や全館バリヤフリー構造、学校支援室、大多目的室等地域学校連携促進型施設が整いつつある。また、500m内に幼稚園・中学校が隣接し、幼小中連携の推進が得やすいのも特色の一つである。
近年の本校の取り組みとしては、平成14年度~平成16年度は文部科学省指定「学力向上フロンティア」研究校、平成18年度~平成19年度は県指定「校種間連携」の研究校、平成19年度~21年度の3ヵ年間は県の指定「国際理解教育」の研究校として実践を積み重ねてきた。

平成22年度は研究開発学校の延長ということで引き続き国際理解教育に取り組み、平成23年度からは3ヵ年間、外国語活動の特区指定を受け、さらなる国際理解教育の充実に取り組んでいるところである。平成24年度からは知念幼稚園新築工事及び運動場の改築工事のため、本校舎内に幼稚園の仮園舎が置かれ、平成25年度末まで園児児童が一緒の校舎で学んだ。また、平成26年2月9日に創立130周年記念式典及び祝賀会を知念幼稚園創立40周年とあわせて行った。また、平成27年1月27日に本校PTAが県P団体賞を、平成27年10月25日に九州地区PTA会長賞、平成28年11月18日に日本PTA会長賞をそれぞれ受賞した。

学校概要

学校名 南城市立知念小学校(なんじょうしりつちねんしょうがっこう)
所在地 〒901-1511 沖縄県南城市知念久手堅679番地
TEL 098-948-1302
FAX 098-948-3827
学校の概要 明治16年11月16日創設

校章

昭和20年3月28日、太平洋戦争においてアメリカ軍の沖縄上陸作戦により校舎が全焼し、戦前の校旗も焼失したものと思われる。

昭和32年11月28日、在ペルーの知名区出身屋我静子氏、海野区出身知念周栄氏、久原区出身奥間邑豊三氏の郷土訪問記念として校旗が寄贈された。

本校旗は、祖国復帰を悲願してやまない沖縄県民の気持ちを汲み取って、日本の象徴花である桜の花の中央に、知念小学校の「知小」を配し、豊かで円満な人格と強い団結を表す稲穂で「知小」を囲んだものである。

校歌

1. あかつき深く東海の
波はいそべにささやきて
静かに明くる山なみの
たえなる姿げにゆかし
仰げや母校わが知念

2. ああうるわしきわが知念 
神の産みにし楽園ぞ
うてだうっかとさいはだけ
由緒深き霊地なり
仰げや母校わが知念

3. 久遠に誇るこの楽土
昇る朝日にほほえみて
学びの庭にわく泉
うるおい深く滲みわたる
仰げや母校わが知念

4. ほまれも高きわが母校
使命をさとす旗じるし
理想の岸にふるい立つ
われら健児に光あり
仰げや母校わが知念 

作詞者について

松根盛秀
第10代久高小中学校校長(在職期間:昭和9年4月~昭和10年3月)
出身地 中頭郡勝連村字津堅。
詩をよくし,知念尋常高等小学校50周年記念に知念小学校校歌を作詞。
(平成元年3月発行 知念村誌第二巻資料編2の599ページより抜粋)

作曲者について

宮良長包
明治16年3月18日~昭和14年6月29日(満56歳没)。
出身地 沖縄県八重山郡石垣町(現・石垣市)。日本の作曲家,教育者。

本校の学校教育目標

沿革

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