1. 講演会 アスリートに学ぶ

講演会 アスリートに学ぶ

最終更新日:2024年03月01日

夢 希望のために今、できること

車いすマラソン日本記録保持者で東京パラリンピックに出場した喜納翼選手の講演会が2/16日、本校1学年の福祉講話としておこなわれました。小学4年生からバスケットボールを始めた喜納さんは、中学、高校、大学まで競技を続けていました。大学生の時に、ウェイトトレーニング時の怪我で下肢完全麻痺となり、車いすの生活を余儀なくされました。車いすバスケ「リアル」の漫画を愛読していた喜納さんは、生活一変したことへの不安は少なかったそうで「情報があれば不安は少なくなる。いろんな本や漫画を読んでいれば何かあったときに役立つ」と、自身の体験と重ねて語りました。最初は車いすバスケをしていたそうですが、コーチのすすめで2016年からマラソン競技をスタート。国内外の大会で好成績を残し、2019年に日本記録とアジア記録を更新し、世界ランク4位のトップ選手となりました。新たな競技に挑戦できるのは周りの支えのおかげと語り、「チームメイトや友達、家族など身近な人を大切にしてほしい」と呼びかけました。
最後に喜納さんは「できること、やれることから」いろんなことに興味を持って、目標をかなえるために何でもいいので「できる事を丁寧にやる」「日々の積み重ねが未来の自分を作っていく」と語りかけてくれました。

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